確証バイアス(1)

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確証バイアス

「バイアス」とは、「思い込み。」

「確証バイアス」とは、認知バイアスの一つです。

人間は自分の考えが正しいか否かを検証する際に、自分にとって都合のいい情報ばかりを無意識的に集めてしまい、反証する情報を無視したり集めようとしなかったりする傾向のことを「確証バイアス」といいます。

いくつかの情報が入ってきた場合、自分に都合のいい情報と合致する事例が見つかることによって、「自分の思っていたことは、正しいんだ」と 正当性を証明されたような気持ちになりやすいものです。

しかし、これは証明を支持する情報があったというだけで、反証を指示する情報の方が多い、あるいは合理性がある可能性は、おおいにあり得ます。
それどころか、反証する情報に注目しない、あるいは、否定する傾向があります。

確証バイアスは当然、「真実を探求し、新たな知見を合理的な論理をもとにもたらす」科学者にも存在します。ゆえに、科学者は確証バイアスを回避するため、反証情報をとても重要視します。

最初に思い込みがあると、多様な情報があっても、最初の考えを支持するような情報ばかりが目に付いてしまうのが確証バイアスです。ビジネス、SNS、医療、政治、科学、雇用など、実生活のさまざまなシーンで散見されます。

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